着物の種類によって『格』が異なるのは皆様もなんとなくご存知のはず

今回はお子様の晴れの日の着付け
特に卒園卒業 入園入学式や七五三などに着る”着物の種類”をご紹介いたします

お宮参りの参考にもしてくださいね

着物の格はまずざっくりと
礼装」「準礼装」「盛装」「普段着」の4つに分けられます

お子様の晴れの式典や行事では、上記のうち『準礼装』を着用するものだとお考えください

準礼装とは礼装(黒留袖や本振袖など)に次ぐ格の高さを持つ着物で詳しい説明は端折りますが、準礼装の着物である

訪問着や色無地に袋帯を締める

のが1番無難かと思います

訪問着は一つ紋付きでも紋無しでもOK
色無地は一つ紋付きのものにしてくださいね

よく寄せられる質問の一つ
”一つ紋の色留袖”はどうですか?に対して
私は問題なくお召し頂けますとお答えしております

訪問着よりかしこまりすぎるかな?という心配があるかと思いますが、
一つ紋であれば準礼装ですので気軽な式典や行事などでどんどんご着用ください

着物の格に関しては厳密にいうともっと細かい決まり事がありますが、参加する行事の雰囲気や規模などで臨機応変に変えられるものですし

何より受け継いだ着物が手元にある場合は細かいことは気にせずどんどん着用する

”着物を着る”という心意気こそが尊重されるべきこと

なのだと私は思います

時折”お子様の晴れの日だからお母様は控えめに地味に”
という話も聞きますが、そんな事は気にしないで
レンタルの場合はご自分が着てみたい!と思った訪問着などをお選びください

もしご自宅に地味目な着物と華やか目(言い換えれば派手)な着物がどちらもある場合に、結婚式など華やかな式典の際に後者を
お子様の晴れの日に前者を着用する…考え方で良いと思います

着物が沢山あって分からないという場合はLINEでお気軽にお問い合わせください

少しでも参考になりましたら幸いです