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今回は下着ではないのですが、足袋について少しお話したいと思います。

年に1度か2度しか着物を着る機会が無い場合はそんなに足袋も汚れることは無いと思いますし、その都度新しい足袋を購入される方もいらっしゃるかもしれませんね。

反対に着物でお茶会へ出向いたりお座敷に上がる機会が多い方は、足袋の裏が汚れていないか改めてチェックしてみてください。

着物を着る機会の多い方であれば足袋にも気を付けていらっしゃると思いますが、正座した時に足袋裏の汚れが気になる事は案外多いもの。

もし道中足元が汚れそうであったり、室内でも足の裏が汚れそうな場所では足袋カバーを履いておくのが無難です。

本来は座敷に上がる場合は新しい足袋を用意しておくもの。
そういった心持で足袋の扱いにも注意したいものですね。

また、写真のように浴衣を着用する際にも足袋は役立ちます

浴衣は元々湯上りに着ていたものなので素足が一般的ですが、足袋を履くとカジュアルな浴衣が少し引き締まった印象になるだけでなく、鼻緒がずれて痛い時などにも活躍します。

また真夏に素足のまま座敷に上がると床や畳を汚してしまう事になりかねませんので、訪問前や玄関先で足袋を履くようにしてみてください。

私は浴衣でも始めから足袋を履くことが多いですが、素足の場合はバッグに一足足袋を忍ばせておくと良いでしょう。