先週から4月並みの暖かい日が続いていますね。庭の枝垂れ梅も足早に終盤を迎え、少しさみしい気もいたします。

さて、和室に上がる日の服装として良く『フレアスカートが最適』と言われていますが、本当でしょうか?

確かに和室での服装で一番に気を付けるべきなのが、スカートの場合正座した時に膝元が隠れる丈であること。

なので膝下丈のフレアスカートやAラインスカートは大正解?なのですが、どんな種類でも適しているという訳ではありません。

特に生地が多めで裾広がりの大きいスカートは、座った時にふわっとスカートが広がり、広がった裾を纏める動作が必要になります。

また、ややバルーン形のスカートは座った瞬間、ぶわっと本当にバルーンの様に膨らんでしまいますので、これも少し恥ずかしいですよね。

立ったり座ったりする動作の多い、お茶会や和室での展覧会・展示会などでは特に注意が必要です。

一番オススメなスカートは、フレアでもAラインでも良いので膝下丈であってもあまりひらひらしすぎない、ややタイト目のものが良いと思います。(お写真のようなスカートです)

また、立った時に着て膝が隠れているように見えても正座をすると膝頭が見えてしまうことも少なくありませんので、出かける前に正座をして確認してみるのもポイント。

勿論、膝上のタイトスカートは論外ですし、膝下であってもパンツスタイル同様、脚の形がくっきりと出ますのでお勧めいたしません。

おまけにもう一つ服装で気を付けたいのが、お辞儀をした時に胸元が見えないトップスを選ぶことですね?

お茶会や正式な場ではストッキングの上からでも構わないので、白色のソックスを履くことも心掛けましょう✨